SGSは、濡れるほど滑らない
SGSとは、濡れた時に滑りやすくなるタイルや石材に、約7μm(スギ花粉のおよそ10分の1)の微細な穴を形成することで、この穴に溜まった水の表面張力を利用して滑り止め効果を実現する工法です。一つ一つの穴の大きさは小さくても、無数の穴の集合体となれば大きな力となり、抜群の滑り止め効果を生み出すのです。

SGSは滑りの原因である水分を逆に活用し滑り止め効果を実現しているので、水に濡れるほど高い滑り止め効果を実現します。

SGSは、美観を損ねない防滑工法です
従来の滑り止め(防滑)工法は
・滑り止めテープ・シールを貼り付け凹凸を形成する
・ジェットバーナーで床材表面を焼き凹凸を形成する
・混合砂を高圧噴射して床材表面に凹凸を形成する
いずれの方法も、歩行面の引っ掛かりによって摩擦抵抗を高め、滑りを防ぐものです。

これらの工法は滑り止め効果の劣化が激しく、また美観を大きく損ねるという難点を持っています。

SGSでは、肉眼では確認できない7μm前後の凹みのよる水の表面張力を利用した吸盤効果により防滑効果を発揮するため、施工後も見た目はほとんど変化しません。

短工期
大掛かりな養成なども必要なく、施工後すぐに施設を利用できます。
・50平米程度なら、3〜4時間
・200平米程度なら、7〜8時間
(施工条件により異なります)
大掛かりな重機なども使用しないので騒音や粉塵の心配もなく、昼夜を問わず都合の良い時間帯での施工が可能です。


SGSは、雨で濡れた際に滑りやすいビル・マンションのエントランスやホテルのロビー、清掃時に濡れて滑りやすくなるトイレ、常に濡れている温泉・介護施設等の浴場やプールサイドなど、あらゆる場所での施工が可能です。
SGS

※Pタイル、長尺シート、フローリングなどSGSが使用できない場所では、SGSトップコート/グリップ・フィールドで対応が可能です。
SGSトップコートグリップ・フィールド