SBSによる滑り止めの原理
石材に含まれる軟らかい成分を特殊液剤との化学反応で溶かし、床材に直接約7μmの穴をあけます。穴の数は成人男性の片足で一歩踏み込んだ場合、6万から10万個の穴を踏んでいる状態になります。床が濡れると、それら無数の穴の中に水が入り、足底との吸盤力が強まるので、水の移動が抑えられて滑りにくくなるのです。

足底との吸盤力とは
穴に入った水の表面張力効果を利用してできる力のこと。 一つ一つの穴の大きさは小さくても、無数の穴の集合体となれば大きな力となり、抜群の滑り止め効果を生み出すのです。SBSは、滑りの原因である水分を逆に活用し、高い滑り止めの効果を実現してしまう画期的な工法なのです。